【自動運転レベル】国産車種にはどの自動化段階を搭載している?

2020年後半以降、クルマの運転支援システム、自動運転テクノロジーが話題になっています。

自動運転レベルには段階がある。1~5レベル

自動運転2

自動運転は技術の高さを5段階(レベル)に分けています。

レベル
  • レベル1
  • レベル2
  • レベル3
  • レベル4
  • レベル5
自動領域
  • 運転支援
  • 部分運転自動
  • 条件付き運転自動
  • 高度運転自動
  • 完全自動運転
システム制御範囲
  • 前後左右どちらか
  • 前後左右両方
  • 限定領域すべて
  • 限定領域すべて
  • 全領域
監視・対応
  • 運転者
  • 運転者
  • システム&運転者
  • システムのみ
  • システムのみ

【レベル5】完全な自動運転

レベル5は、すべての道路においての完全自動運転が可能と定義され、無人運転も可能です。

自動運転4

まだ実現段階の車種はありません。

自動運転3

【レベル4】一定の条件ですべて自動運転

指定された道路に限り、完全自動運転および緊急時の自動操作可能。

レベル3|一定の条件で一部自動運転

指定された道路での完全自動運転。

”緊急時にはドライバーが操作”となっています。

2021年現在、搭載されているモデル

レベル2|高度な運転支援

加速減速とステアリングの自動化で、電気自動車のテスラが実現しています。

渋滞時の追従運転システムや一部のステアリング操作を自動で行い、高速道路での運転のサポートを行えます。

2021年現在、搭載されているモデル

レベル1|運転支援

すでに多くの車種で実用化されており、

  • アダプティブクルーズコントロール
  • 車線逸脱警報
  • 駐車サポート
  • 衝突時の自動減速

が可能な機能です。

 

自動運転レベル1~5をもつ国産車種

日産スカイライン

スカイライン1

2019年9月、スカイラインに自動運転レベル2のプロパイロット2.0が搭載されました。(画像引用元:https://www.carscoops.com/)

使用条件は「高速道路」となっています。

ホンダレジェンド

レジェンド4a

2021年3月、レジェンドに自動運転レベル3のHonda SENSING Eliteが搭載されました。

使用条件は「高速道路」で、システム監視メインの条件つき自動運転となっています。

 

路線バス市販車両をベースに自動運転の実験

自動運転車

このケースでは、運転士の方が同乗していることから、レベル3~4程度の自動運転に相当する実験を行っていると言えるでしょう。

実験中の小型無人運転バス・ロボットシャトル

実証実験という性質もあり、非常時のためにオペレーターが乗車します。また、ハンドルなど操作機器はないものの”レベル4”までに相当すると考えられます。

なお、現行の道路交通法は、レベル3以降の自動運転には、法整備が行われていません。実現している車種も存在しないため、様々な方向から研究中といえる段階です。

2020年の実用化を政府が目指しているという報道もあることからから考えて、幅広くレベル3以降の自動運転が普及するようになるのは、もう少し先のことになるでしょう。

 

メーカー発表・販売中の自動運転テクノロジー搭載車種

スカイライン

海外なら、おなじみの電気自動車のテスラMODEL S・MODEL X。

そして、国産は、日産の高速道路同一車線運転支援技術・プロパイロットを搭載するモデルです。

日産の車種は、スカイライン・セレナ・エクストレイル・リーフ・デイズとなります。

その他、国産メーカーで自動運転テクノロジーを搭載する車種

三菱のプロパイロットと同じシステムMI-PILOT搭載のekワゴン・ekクロスが挙げられます。

また、ホンダのレジェンドは、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールと路外逸脱防止機能、高速道路における渋滞運転支援機能トラフィックジャムアシストを搭載しており、かなりプロパイロットに近い機能となります。

さらに、トヨタのクラウンもレーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストを装備しており、高速道路での運転を支援できるようになっています。

 

自動運転車の今後

自動運転1

政府・メーカーなど幅広い分野で自動運転車の研究は進んでいます。

しかし、レベル2前後の技術だと、メーカーによってセールスポイントとして強調するかどうかが異なるようです。

つまり、本格的に自動運転車として各メーカーが売り出すのは、レベル3の自動運転が可能になってからだと結論づけられます。

レベル3の自動運転は、カーナビゲーションが必須装備となることから、低価格帯の車まで幅広く装備されるのは今のところ不可能だと言えるでしょう。

現状における衝突被害低減ブレーキの普及経緯から、上級車種でかなり広まってから、コンパクトカーや軽自動車でも装備可能となることが考えられます。

【動画】自動運転車の未来イメージ

 

自動運転レベルLabo