トヨタは新型ミッドシップスポーツをMR2後継として開発しているとのうわさです。
GR86の次期型がスバルとの共同開発を終え、スープラもBMWとの開発契約を2025年で終えると言われています。
この3車種は
- GR86:エントリースポーツモデル
- スープラ:ミドルスポーツモデル
- MR2:最上級スポーツモデル
に位置付けられるよう開発が進められているようですね。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 4250mm
- 1800mm
- 1280mm
- 2500mm
- 1250kg
- 3.0L V6ターボHV
目次
新型MR2のエクステリア
新型MR2後継は、GR86・スープラに次ぐ、第3のスポーツカーとしてラインナップされます。
GAZOOレーシングはトヨタスポーツカー部門として独立しているため、短期間でラインナップ強化を行っています。
特許出願|La Coupe
「これが新型MR2のデザイン?」という噂で流れた画像ですが、定かではありません。
新型MR2はロータスと開発コラボレーション??
トヨタがMR2の後継モデルを共同開発するパートナーとして可能性があるのは、イギリスの名門スポーツカーメーカーのロータスです。
ロータスの主力モデル・エリーゼ/エキシージ/エヴォーラは、トヨタからエンジン供給を受けています。
旧ヴィッツGRMN搭載の1.8Lスーパーチャージャー。
これはロータスへの供給エンジンをロータスが専用チューニングしたもので、このような良好な関係を10年以上継続しています。
▽エヴォーラ
また、ロータスはミッドシップスポーツに精通した自動車メーカー。
伝統のバスタブフレームにFRP製の軽量ボディによって、ライトウェイトスポーツカーを数多く開発している実績もあります。
この少量生産メーカーであるロータスの高度開発力に、トヨタの先進技術を合わせ、トヨタとロータス両者にメリットのある個性的なミッドシップスポーツを開発することができるのです。
ロータスのプラットフォームを基に開発
ロータスの軽量アルミバスタブフレームを採用し、ボディデザインをトヨタが開発しています。
新型MR2のパワートレイン
3.0L V6エンジンを縦置きで搭載するとのうわさです。
以前は、ヤリスGRMNの1.6L直3ターボ搭載と言われていました。
なので、トヨタ車としては価格含め、かなりの上級スポーツモデルになるようですね。
GR86のようにエントリースポーツとして、誰しも楽しめるモデルではなく、競技を含めた本格スポーツモデルの開発になります。
【以前の噂】
エンジンにはヤリスGRMNの1.6L直3ターボを搭載し、250ps/32.5kgmを発揮する、というものでした。
そのほかの可能性として、ロータス搭載の1.8L直4エンジンも予想に挙がっていました。
トヨタがミッドシップスポーツを開発するメリット
トヨタが500万円以下の開発帯でミッドシップスポーツを展開することが可能なら、安さが際立って世界のスポーツカー市場に大きなインパクトを与えることが出来ます。
日本では、ホンダがS660(生産終了)とNSXの2車種をラインナップしています。
スーパーカーと呼ばれる超高額モデルを除くと、ポルシェ ケイマン・ボクスターや、ルノー アルピーヌA110がメジャー。
これらの車種販売価格は、軽自動車であるS660を除くと600万円以上と非常に高額だからです。
スポーツカーのラインナップ充実をはかるトヨタ
このスープラのアシスタントチーフエンジニアを務めている甲斐将行氏。
米国自動車雑誌のインタビューで「86、スープラでFRスポーツは揃った。次はミッドシップスポーツの復活を目指したい」と発言しています。
トヨタは1984年〜2007年まで2シーターミッドシップスポーツのMR2とMR-Sを販売していた実績あり。
スープラを復活させた勢いで、MR2を復活させる可能性もあると予想されています。
MR2 Labo