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アルファード&エルグランドの販売台数
今やトヨタの稼ぎ頭のアルファードには、無視できない存在となっているエルグランド。しかし、その人気は近年の販売台数を見ると一目瞭然です。
2002年頃、初代アルファードと2代目エルグランドの販売台数はアルファードが8万台に対し、エルグランドは4万6000台と結構な割合を占めていました。
しかし近年は、アルファードとヴェルファイアが8万8000台に対し、エルグランドは8000台以下と10分の1にまで販売台数が落ち込んでいます。
これはデザイン性や機能性の問題が大きく、今はエルグランドよりもアルファードのほうが人気ですので、そちらを検討してみると良いかもしれません。
いよいよエルグランドがモデルチェンジ
エルグランドの販売台数が少ないのはモデルチェンジが滞っていたことが理由でもあります。待ってた人もいることでしょう。
長らくかかったエルグランドのモデルチェンジが、2020年に入って、ついにマイナーチェンジとして実現しています。エクステリアに変更を大きく加え、セレナに迫る外観を獲得したマイチェン版エルグランドに魅力が少し戻りました。
さらに、この2020年マイナーチェンジが実施されたことで、エルグランドは廃止を逃れ、新型に生まれ変わる可能性も見えてきました。その証拠は以下の記事をご覧ください。
アルファード&エルグランドの乗り心地は?
アルファードの乗り心地はとても高評価です。足回りが大きく改善され、でこぼこ道でもほとんど振動がなく走ることができます。
さらに室内空間を大きくしているため、ドレスアップもしやすいのも特徴です。
一方のエルグランドは、室内の大きさを変えることなく、コーナリング性能を飛躍的に向上させて、ワンボックスカーにも関わらずワインディングロードが楽しめる設計となっています。
そのため、乗り心地や高級感重視であればアルファードを選び、ドライビング重視ならエルグランドという選択肢で選ぶと良いかもしれません。
アルファード価格高い?エルグランドお得?
2020年現在、アルファードが360万〜740万、エルグランドはマイナーチェンジを迎えて340万円~800万円となりました。
こうなるまではエルグランドのほうがお買い得感ある価格設定でした。でも、現行で比べるとアルファードにお得感が見え隠れしていますね。
価格を決めるのは、いまのデザイン性や人気度、モデルチェンジまでの経過に左右されます。
内装は室内空間が広く、豪華さでアルファード優位。燃費・走行性能が高いのもアルファード。特別仕様車が充実し、お得感を感じられるのもアルファードに軍配が上がります。
アルファード&エルグランドの競合に次期型エスティマという変化球
アルファード、エルグランドに並んで同じ価格帯である次期型エスティマもライバルに入ります。次は、燃料電池車として復活する噂があります。
エスティマも選択肢に入るかどうか見ていきましょう。
次期型エスティマの価格は500~700万円と期待されています。パワートレインはFCVだけではなく、ハイブリッドも用意されるとの予想が出ており、このハイブリッドモデルの価格帯が320~380万円です。
現行アルファードやエルグランドの価格帯に近いですよね。
この3モデルは現行モデルでも相当なクオリティがあり、不満な口コミを見かけることがほとんどありません。そのため、中古に抵抗がない人や、最新のモデルにあまり興味がない人は、現行モデルで十分と言えそうです。
ただ、もう少し待てば最新モデルが出ます。
- 使い倒された中古を検討するか?
- 最新のデバイスを採用し、内外装も綺麗な新型を検討するか?
経済的な問題がクリアであれば、新車一択ですね。
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