CR-VのEV化とともに、完成した電動化を果たすのはアコード並みのセダンとなります。GM共同新開発プラットフォームを採用し、パワートレインにEVを据えて登場が期待されています。
アコードは2013年にPHEVが設定されましたが、200台程度しか売れず2016年に生産終了となった思い出があります。
まだ、今ほど先進的な電動モデルに需要がなかったころの話なので、仕方のないことですね。
次は、完全なる電動化の波に乗って、PHEVを越えEVを設定すると噂されています。ホンダの中長期計画は、アコードに限らず、その方向で動いています。
目次
アコードクラスのセダンにピュアEV搭載
おもに北米展開となりそうです。
- バッテリー
- 航続距離
- 60kWh以上
- 400-500km/L
モーターは駆動ではなく「動力」として使用されるようになり、完全な電動化が果たされると期待されています。
ホンダのパワートレインは今後10年内に、e:HEVハイブリッドとPHEVを軸として、EVで展開していくようです。
ピュアEV化を果たすメインモデルは、このアコードクラスの新型セダンとCR-V、NSXに期待されています。
【2020年2月21日】新型アコードハイブリッド登場
ホンダ・アコードは2020年2月21日発売。
- 価格430万円
- e:HEV搭載
- リア席足元スペース拡大
新型アコードのエクステリア
新型アコードは現行モデルよりもワイド&ロー。フロントオーバーハングを短縮することで、ボンネットを長く低くしています。
高級セダンデザインの特徴であるファストバックスタイル採用。全高を低めることでクーペのような流麗なラインを描いています。
プラットフォームにはシビックに採用された新グローバルスモールプラットフォーム。スポーティー&プレミアムなフォルムを実現しています。
新装備で操縦安定性と乗り心地を向上
- エクステリアヘッドライト:9連フルLEDライトを採用
- 19インチタイヤ:上級グレードに採用
- サスペンション:アダプティブダンパーシステム(フロント:ストラット/リア:マルチリンク)
新型アコードのボディ構造
「次世代ACE(Advanced Compatibility Engineering)ボディ」を採用。超高張力鋼・高機能接着剤の適応を拡大することで、高剛性化と軽量化を実現しています。
新型アコードの内装
- ボタン式シフトスイッチ
- 8インチヘッドアップディスプレイ
広い前方視界を実現
ボンネットをより低く設計。フロントピラーを細くしたことにより広い前方視界を実現しています。圧迫感を感じさせない広々とした前方視界で、ミッドサイズクラスを超えた空間を提供します。
機能
全グレードに7インチTFT液晶メーターを新規採用しています。車内4G LTE Wi-Fi最新コネクティビティー技術採用。
足元スペース
ホイールベースを現行モデルより約51mm延長した余裕を後席の足元空間に活用。居住性を向上させて、クラス最大級の足元スペースを実現。
ガソリン車と変わらないトランクスペース
バッテリー内蔵ハイブリッド車用機器を小型化。後席フロア下に格納することにより、ガソリン車と変わらないトランクスペースを確保しています。
新型アコードのパワートレイン
2.0L直4ガソリンe:HEVハイブリッド
新世代2モーターハイブリッドを組み合わせたe:HEVとなります。熱効率を40%以上向上し、システム最高出力は215ps。ハイブリッドバッテリーパックと制御システムを含むインテリジェントパワーユニットをコンパクト化しています。
この構成により後席フロア下に搭載可能に。現行モデルよりもトランク容量を拡大。リアシートは6:4分割可倒式として実用性が向上しました。
また、トランクスペースもガソリン車と同等の機能性を有する仕様となります。
燃費
軽量化の実現によりJC08モード燃費は現行の31.6キロから33キロ(予想)。WLTCモード24.0km/L(予想)。
新型アコードの先進安全装備Honda SENSING
安全運転支援システムHonda SENSINGが全グレード標準装備。日本市場向けに、さらに機能強化が実施されます。
Honda SENSING|運転支援機能
- 衝突軽減ブレーキシステム
- 路外逸脱抑制機能
- 車線維持支援システム
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能) NEW
- 標識認識機能
- 誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- オートハイビーム
- 標識認識機能
全車標準装備する先進安全機能
- エマージェンシーストップシグナル
- i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
- リアクティブフォースペダル
- リアクティブフォースペダルの追加機能
新機能トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をオプション設定
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)とは?
高速道路での渋滞時など、0km/h~約65km/h間で前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープ。
アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減します。
アコードLabo
Honda CONNECTとは|2020年発売ホンダ新型モデルに搭載されるコネクトシステム