新型アクア登場。2021年7月19日
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【2021年7月19日】新型アクア登場
全高アップ&E-Four設定&WLTC燃費35.8km/L。
新型アクアのパワートレインには新開発となるニッケル水素バッテリーを搭載します。
バイポーラニッケル構造の電池でヤリスが積むリチウムイオン電池より高出力のものです。
電池変更により新型アクアのWLTCモード燃費(2WD)は35.8km/Lとの予想。
でも高効率電池なのにヤリスの最大燃費36.0km/Lには及ばないようです。
同社の競合ハイブリッドとなるだろうから「居住性」ではアクアが有利になりそうですね。
駆動は2WDのみだったラインナップにE-Fourが設定されます。
さらに、先進安全装備は最新機能が搭載され、ユーザーの待ち望んだ新生アクアが誕生します。
では、詳細は以下に解説していきます。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 最小回転半径
- エンジン
- エンジン出力/トルク
- モーター出力/トルク
- システム出力
- WLTCモード燃費
- トランスミッション
- 駆動
- 4050mm
- 1695mm
- 1485mm
- 2600mm
- 4.8m
- 1.5L直3+モーター
- 91ps/12.2kgm
- 80ps/14.4kgm
- 116ps
- 35.8km/L
- CVT
- FF/e-FOUR
価格
2,090,000~2,598,000円
グレード
- Z|最上級
- G
- X
- B|最廉価(ビジネス)
上級Zグレード装備・オプション
- 運転席6ウェイパワーシート標準装備(合皮)
- 高度運転支援アドバンストパーク(オプション/トヨタチームメイト)
新型アクアのエクステリアデザイン
ミライ寄りのノーズとヘッドライト形状でしたね。
グリルは下部に丸みを持たせて、リアランプ形状は現行より小型化しながらもさらに曲線を保ってます。
ボディーカラーは全9色。
- スーパーホワイト
- プラチナホワイトパール
- シルバーメタリック
- ブラックマイカ
- エモーショナルレッド
- クリアベージュ
- ゴールドメタリック
- カーキ
- ダークブルーマイカ
カラーラインナップを見ると全般に中高年齢層向けですね。
一方の来年登場予定の新型プリウスは予想CGでは、かなり攻めたデザインに描かれています。
そのフロントデザインはアイゴXプロローグのような奇抜さです。
全高の拡大によって居住性(後席&荷室の広さ)向上
このポイントが新型アクアに求められる一番の課題でした。
現行で居住性の不満が多かったからです。
改善策として全高を高めることで後席と荷室の狭さは解消されます。
当初は3ナンバー化で幅を広くするという予想がされていました。
しかし、全長&全幅は現行と大差ないという新しい情報が出ました。
TNGAプラットフォーム採用で1から設計直し
低重心・高剛性のシャシーが採用され、操作性も向上します。
では、内装の話です。室内寸法が明らかになったようですね。
新型アクアの内装
ステアリング
新型はスポーツハンドルみたいな形状になって、操作性が上がってると思います。
スポーク部分が細くなっていたので、握りやすいく操作しやすくなるんじゃないかな。
旧型のハンドルはプリウス同様、中央にデンと厚みがありますよね。
これって操作で手を移動するときに、その上を手が滑ってハンドルを握り損ねることがよくありました。
室内の広さ
- 室内長
- 室内幅
- 室内高
- 1830mm
- 1425mm
- 1190mm
室内高最高地点1190mmは後席かなり前方に位置してますね。
1200mm以下ではまだまだ狭さを感じるかもしれないです。
インパネ
シフトレバーが上部に移動しましたね。
旧型はびっくりするくらい長いのが座席間についてて、サイドブレーキも同じ位置にありました。
この変更のおかげでセンターコンソール部分が縮小して、前席に広さが感じられるようになっています。
シート幅も拡張されて、座り心地も改善されているようですよ。
また、10.5インチディスプレイオーディオが採用されています。
トヨタディスプレイオーディオとは|スマホとクルマをつなぐナビ+多様なサービスを受けられる機器
では、内燃機関の解説に入りますね。
新型アクアのパワートレイン
初めに紹介したバイポーラ(構造)ニッケル水素バッテリーを採用します。
つまり、バッテリーの小型化と効率アップということでしょう。
ヤリスが採用するリチウムよりも高効率のものといわれています。
このバッテリーと連携するハイブリッドユニットには、
ヤリス新採用のM15A型直3 1.5Lエンジンを搭載。
このユニットは新世代THSハイブリッドシステムなので、
燃費は良くなるし、熱伝導効率も向上するようです。
- 新型アクア
- ヤリス(HYBRID X)
- 35.8km/L
- 36.0km/L
ハイブリッド専用車なのにヤリスハイブリッドに燃費で負けるかもしれないので、
ヤリスよりも広い居住性で優位になるしかありません。
さて、新採用となるのはバッテリーだけじゃなく
駆動にも4WDが新採用されます。
POWERドライブモード
回生ブレーキを強く使ってブレーキング回数を極力減らす仕様。
頻繁なペダルのスイッチ(アクセル&ブレーキ)を減らし、
踏み替え疲労を軽減してくれるようです。
新型アクアに”E-Four”採用
電気式四輪駆動方式といってハイブリッド専用の4WDシステムです。
現行で不評だった”2WDのみのラインナップ”が見直され、
新型アクアには全グレードにE-Fourを搭載します。
E-Fourの詳細については以下の記事に譲ります。
トヨタ【E-Four】の仕組みとは|トヨタの新開発ハイブリッド4WDシステム
システムについて少し説明すると
前輪駆動にリアモーター駆動を加え、前後の駆動を制御してくれるシステムです。
2WDとの違い
リアサスペンション変更・全高アップ・最低地上高アップといった点です。
ではでは、パワートレインの話題の最後にちょっと信憑性が疑わしいものを持ってきました(苦笑)
【まだ噂!?】新型アクアにPHV設定
うわさの初期段階で言われていた「上級シフト」という言葉。
ここには「プラグインハイブリッドを採用する可能性」が込められているようです。
新型アクアPHVは、アクアのプレミアムモデルとして時期遅れで投入されるかもしれません。
兄弟車のプリウスにはPHVをベースにしたプリウスのEVモデルが噂されています。
このところのラインナップ拡充や統廃合の動きを見ていると
新型アクアPHV登場の可能性を否定できないですね。
ただ「アクアにPHVが必要あるのか?」と考えてみれば、
おのずと答えが見えてくる気がします。
新型アクアはToyota Safety Sense全車標準装備
交差点・カーブの右・左折時に巻き込みを防止する機能を含む
アドバンストパークが設定されるようです。
話題性はないですね。
ヤリス・ヤリスクロス・MIRAIにトヨタチームメイトの機能の1つとして先に採用されました。
- プリクラッシュセーフティ
- 全車速対応型アダプティブクルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト
- プラスサポート(ペダル踏み間違い)
- アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)
- 非常時給電モード
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