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タイヤチェーンの基礎知識【急な大雪に備える】

今年初めの2014年2月。南岸低気圧の影響による記録的な大雪は、気象庁も 「予測できなかった」として批判を受けているようですね。毎年冬の寒さは、”年明けから厳しく” なります。

この時期、車でお出かけを計画していても、その当日に大雪になったり、出先で急に大雪に見舞われたりすることもあります。ノーマルタイヤの装備だけでは、外出が制限されてしまいますね。もし無理して出掛けたら大変な目に遭います。

しかし、そんなときタイヤチェーンを常備しておけば、計画に多少の融通が利きますし、急な大雪に遭遇しても、より安全に移動が可能です。

そのタイヤチェーンには、どのような種類があるのでしょうか?

 

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タイヤチェーン|種類

タイヤチェーンの種類

タイヤチェーンには、金属製・非金属製があります。昔よく見かけたのは、鎖型の金属チェーンです。取り付ける際には、ジャッキアップも必要でした。

しかし最近は、取付も比較的簡単で、持ち運びにも便利な非金属製ウレタンネット型のタイヤチェーンが主流なようです。

非金属製ウレタンネット型タイヤチェーン|特徴

    • 耐久性あり
    • 超硬合金マカロニスパイクピン付
    • 氷雪路でもグリップする
    • 静粛性・低騒音・低振動で快適な乗り心地
    • ゴムバンドフック付
    • プッシュロックで固定
    • 収納サイズは縦横各60㎝
”プッシュロックで固定”とは?

巻きつけたチェーンの両端をシートベルト感覚で差し込む金具で固定するものです。特徴だけ見ても、とても使用しやすい印象です。

ただ一つ、価格が10000円台(ネット価格)と少し高めです。近所のタイヤ屋さんなどで購入すれば、取付方法も直接指導してもらえるので、”価格に見合うだけのメリット”を得るためには、オートバックスやイエローハット(全国にあるのかな?)などで購入する方がいいですね。

金属製チェーン|特徴

一方、金属製チェーンには、リングチェーン・金属チェーンがあります。価格も5000~10000円以下で購入できてお買い得です。ただし、金属製チェーンには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

リングチェーン
  • ジャッキ不要
  • 取り付け時間が短い
金属チェーン
  • 価格が安い
  • 取り付けに手間がかかる
金属チェーンのデメリットは他にも

走行時の金属音がわりと大きく、鎖なので耐久性が悪いというところがあるんです。また、金属なので重く、持ち運びや保管も大変です。^^;

イメージは以下のような画像ですね。苦笑

金属製チェーン

こういった点では、非金属製のウレタンネット型のタイヤチェーンの方が、装着も持ち運びも比較的楽で、便利かもしれないですね。^^

ですが、好みというものがありますから、どちらを選んでも装着さえ可能なら人それぞれといったところでしょうか。

以下では、両チェーンの装着方法について見て行きましょう。

 

金属製及びウレタンネット型タイヤチェーン|装着方法

以下は、YouTube上で公開されている「JAF|タイヤチェーン取付講座」の動画です。

【動画】JAF|タイヤチェーン取付講座|装着方法

 

多様な種類のあるタイヤチェーン

  • 布製のチェーン
  • スプレー

といったものもあるようです。

布製チェーン(スノーカバー)

  • 手軽、非金属チェーンよりも安い:10000円以下
  • 高速道路のチェーン規制時、使用不可の可能性あり

スプレー

  • 価格が安い:5000円以下
  • 時速30㎞以下の走行を10㎞まで可能。それ以上の走行では、再度吹き付けが必要

これらのチェーンには、「持ち運びの利便性」がかなりありますが、雪道で数キロ毎に道路に出ていたら、逆に危ないですよね。^^;

なので、これらの商品は、積雪の機会や積雪量の少ない地域に住む人が、「緊急時の常備品」として車に載せておく扱い方がよさそうです。

 

【追伸情報】スタッドレスタイヤ

「スタッドレスタイヤの劣化」

  • 溝が十分にあってもダメ
  • ゴムの硬化で雪上や氷上でのグリップ力が下がる
  • スタッドレスタイヤの寿命や交換時期は?
スタッドレスタイヤの寿命|目安
  • 摩耗(溝):プラットホームが露出するまでは大丈夫
  • 鮮度(製造からの経過期間)
  • ゴムの劣化(ひび割れ/硬化)
プラットホームとは?

プラットフォームの露出:溝の深さが新品時の50%未満になってしまうと冬用タイヤとして使用不可

プラットホーム引用元:https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2012010602.html

プラットホームは、冬用タイヤとしての使用限度を示すサインで、新品タイヤが50%摩耗したことを示す段差です。プラットホームが露出した場合、冬用タイヤとして使用することができなくなります(上図参照)。プラットホームが露出した状態で冬道を走行した場合、氷上でのブレーキ性能悪化や雪路・シャーベット路での走行でスリップの可能性が高まります。

 

スタッドレスタイヤ|使用可能走行距離
  • ウインターシーズンのみ装着:約1万5000kmが限度距離
  • 新品装着~:約4シーズンが交換時期(タイヤ製造から3~5年)

※製造時期:タイヤのサイドウォールに刻印

スタッドレスタイヤ|ゴムの劣化
ゴムの柔軟性劣化

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べると、ゴムが柔らかいという特性を持ちます。この柔らかさは、経年劣化で固くなっていきます。

ひび割れ

走行方法やメンテナンス状況、タイヤの保管状態でかなり変わってきますが、十分な空気圧を確保しないまま走っていたクルマはひび割れしやすく、ゴムが弱っている可能性があります。溝はまだしっかり残っていたとしても、ひび割れしていたり、硬度60以上のタイヤは買い替えを検討したほうがいいでしょう。

ゴムの硬化やひび割れは「3シーズン以上」で目立ってきます。劣化したスタッドレスタイヤは、「雪上・氷上におけるタイヤ性能は半減している」と捉えてください。制動力・旋回性能・発進時の摩擦力といったタイヤの基本性能は、新品時の50%以下。ひび割れは最悪バーストにつながるので、スタッドレスタイヤは短期消耗品と思って早めに取り換える必要があります。

ゴム硬度計でチェック

タイヤ専門店には、専用のゴム硬度計が用意されていて、トレッド面のゴムの硬さが測定できます。

硬度60以上:即交換
硬度55~60:要注意

(45以下:新品スタッドレスタイヤの硬度)

「チェーンよりもスタッドレスタイヤを履きましょう」

チェーンの解説をしてきましたが、便利ではあってもスタッドレスタイヤに比べると安全性は低いです。

雪の多い地域の方は、チェーンの装着のみで雪山に向かうことをかなりの準備不足だと言ってます。スタッドレスタイヤを装着するのが「基本」であり「マナー」のようです。

理由は、雪道で事故を起こしてしまうから。そして、事故をしたら渋滞を巻き起こして、多くの人に迷惑を掛けるからです。

関連記事:ノーマルタイヤでは大変危険!雪積もる冬の山間部のドライブ

管理人は、雪の少ない地域に住んでいて、実情が分からないので、それが「マナー」であることが勉強になりました。

そして、大雪に慣れている東北地方の方でも、スタッドレスタイヤを装着していても雪道の運転にはかなり神経を使うそうです。雪道を走行する機会がある方は、自分だけではなく周りにいる人の安全のためにも十分に備えておくべきですね。

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