2017年10月に開催された第45回東京モーターショーに世界初出展された
VIZIV PERFORMANCE CONCEPT。
このモデルは、2019年8月発売にフルモデルチェンジが予想されている
「新型WRX S4」のコンセプトモデルと言われています。
このコンセプトモデルは新型レガシィと共通です。
そして、新型WRX S4の発売時期は新型WRX STIと同時期になります。
エクステリアデザイン
新型WRX S4の元となるVIZIV PERFORMANCE CONCEPTは
エクステリアデザインにスバルの新デザイン哲学である
「DYNAMIC × SOLID」を全面採用しています。
VIZIV PERFORMANCE CONCEPTのボディサイズは以下のようになっており
- 全長:4630mm
- 全幅:1950mm
- 全高:1430mm
- ホイールベース:2730mm
- タイヤサイズ:245/40 R20
- 乗車定員:5名
このサイズは、新型WRX S4として市販化される際には変更される可能性が高いです。
【コンセプト】SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
ヘキサゴングリルとコの字ヘッドライトを強調する
スバルのフューチャーデザイン。
ボンネットのエアインテークが
ターボエンジンの存在を証明します。
大きなエアダクトは「制動摩擦による熱を冷やす空気」を取り込むためのもの。
スポーツ走行による連続したブレーキキングを想定した造りになっています。
また、ボディシェルは大きく張り出した筋肉質なフェンダーが
「大地をしっかり踏み込む」接地感を与えてくれます。
未来のスバルモデルも
「ブレない」ドライビングを感じさせるデザインですね。
引用元:https://www.carscoops.com
このコンセプトモデルのビジョンは以下のようになっています。
「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT』とは?
安全と楽しさを追究し、スバルのクルマ創りを具現化した
スポーツセダンコンセプトモデル。
- 将来の「自動運転技術普及期」を見据えている構造
- アイサイト高度運転支援技術を搭載
- 運転にワクワクや楽しみを感じるスポーツセダンボディを採用
といったビジョンを形にしたものが
SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTです。
最後に、エクステリアを「360度視点」で
公開している動画です。
【動画】SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
新開発プラットフォーム採用によるターボハイブリッド搭載
現行インプレッサから採用が始まった
次世代プラットフォーム・Subaru Global Platform(SGP)の採用は、
新型WRX S4の衝突安全性能や運動性能の向上だけではなく、
車両の基本となる大幅な軽量化にも貢献するなど、1クラス上の動的質感を実現させます。
SGPは「フル電動化」まで考慮されたプラットフォームではありません。
2.0Lターボ+モーターハイブリッド新採用
しかし、新型WRX S4には「ハイブリッドの追加」が想定されており、
ガソリンエンジン仕様と併せ、トヨタからハイブリッドユニットを導入します。
また、スバルが自社開発するターボエンジン+ハイブリッドシステムの
「ターボハイブリッド」を新型WRX S4から導入することが想定されています。
エンジン:2.0L 水平対向DOHC直噴ターボDIT+モーター(FA20)
最高出力:300ps/6400rpm
最大トルク:43.0kgm/4400rpm
モーター最大出力:50ps
トランスミッション:6MT
JC08モード燃費:18km/L
燃費性能向上
VIZIV PERFORMANCE CONCEPTは
ダウンサイジングターボエンジンやハイブリッドシステムの採用が想定されたモデルです。
この効果は、次世代モデルに大きく貢献し、新型は現行WRX S4より燃費性能の向上を果たします。
現行型の燃費は12.4〜13.2キロですが、新型WRX S4の燃費は
- ガソリンエンジン仕様:14〜15キロ
- ハイブリッド仕様:18キロ
になると予想されています。
安全性能向上
スバルはアイサイト先進テクノロジーの運転支援システムの性能をさらに向上していきます。
新型WRX S4には、ドライバーの顔認識システムを搭載。
この機能はフォレスターで初搭載されましたね。
脇見運転・居眠り運転の危険性がある場合に、
ドライバーに警告する「ドライバーモニタリングシステム」という新機能です。
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