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日産セレナハイブリッド2018年初頭へ発売延期「レンジエクステンダーEV搭載」

現在、マイルドハイブリッドシステムを搭載するセレナ。2.0Lマイルドハイブリッド(ガソリン)モデルは、2016年8月24日発売して順調な売れ行きを見せているようです。

さて、セレナe-POWER(EV)は、そこから1年半後の2018年初頭発売予定へ延期されました。走行性能や静粛性の課題に取り組んでいるようです。

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セレナe-POWERの新型情報

  • 発電専用エンジン1.2L直列3気筒エンジン搭載
  • 走行中に最も発電効率の良い条件でエンジンを回し続け燃費効率高める
  • リーフのモーター搭載
  • 燃料はガソリン給油のみ
  • プロパイロット1.0(高速道路対応自動運転技術)

ユーザーが待っているセレナe-POWERの今後を見ていきます。

 

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新型セレナe-POWER搭載モデル2018年初頭発売予定

冒頭に書いた通り、セレナ発売から1年半後の2018年初頭へセレナe-POWERの発売は延期されました。走行性能(4WD?)や静粛性の課題に取り組んでいるようです。

 

新型セレナe-POWERのEVシステム

セレナe-POWERはエンジンを発電機として利用し、EV走行が可能な電気自動車となります。なのに、これまで通りガソリンを給油するだけで、常にEV走行ができる優れものです。これがミニバンに搭載されるのは、相当のインパクトですよね。「もしかしてエルグランドも搭載するのかな~?」という想像を掻き立てられます。

関連記事エルグランド新型2019年冬登場予想「2.0L e-POWER&ハイブリッド搭載」

ここで少しe-POWER(レンジエクステンダーEV)について触れておきます。

e-POWER(レンジエクステンダーEV)について

セレナに使用されるEVシステム(e-POWER)は、「シリーズハイブリッド」や「レンジエクステンダーEV」と呼ばれ、電気自動車の航続距離を延ばすための発電機を搭載するシステムです。

2016年11月発売のノートe-POWERと同じく、1.2Lエンジンを発電専用で使い、モーターで駆動するEV走行ができるシステム(それがe-POWER)のことを指します。ガソリンモデルはエンジンで駆動しますよね。その違いです。

※ちなみにプリウス式ハイブリッドは「スプリットハイブリッド」
※シリーズハイブリッドはエンジンを発電用の動力源とした電気自動車

クルマって大人になってエンジンで動く機械への憧れで買うものですけど、電池とモーターで走るe-POWERは、ミニ四駆の電池交換を思い出して親しみが持てます。

価格は高くなるけど「憧れ」というより、自分で世話をしながら所有する感覚で楽しめそうです。2017年12月発売の新型リーフも同様、電気自動車全般に言えそうですね。

 

セレナe-POWERの燃費は27キロ予想

セレナe-POWERの燃費は27キロを目標にしており、ライバルよりも魅力的な数値となります。先行改良してデザインが変わったトヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアハイブリッドの燃費は23.8キロ。

そして、ハイブリッドを搭載するステップワゴンスパーダハイブリッドが、セレナと同じ燃費27キロになる予想です。なので、当分セレナe-POWERのライバルは、ステップワゴンハイブリッドになります。

関連記事ステップワゴンハイブリッド2017年9月20日発売「2.0L i-MMD燃費27km/L」

この27キロという燃費をハイブリッドではなくe-POWERで実現するところは日産らしいですね。クルマ好きの人なら好奇心をくすぐられるので、必ずチェックしたくなる話題です。

 

セレナe-POWERの予想価格

現行セレナマイルドハイブリッド+40万~50万円の価格と、予想されています。最廉価Sモデル:293万円~という予想を見かけました。

価格差50万円の内訳は、リチウムイオン電池の容量拡大や駆動用モーターの出力up分となります。下記ノートの価格差よりも20万円多いのは、この内訳分が理由となります。

【参考】ノートとノートe-POWERの価格差:約30万円up
ノート X:149万5800円
ノートe-POWER S:177万2280円

 

セレナe-POWERのグレード体系

ハイウェイスター(FF)のみに設定するとの予想。

 

セレナにe-POWER+4WDは設定される?

雪上走行において安全面でも有利となる4WDシステムの搭載は、セレナe-POWERにも採用されるのか?という話題です。

セレナの4WDシステムは、オートコントロール4WDシステムと言い、濡れた路面などで後輪が滑りそうになると、自動的に最適なトルクをプロペラシャフトを通じて後輪へ伝達してくれるシステムです。4WDのシステムは、コンパクトな機械式4WDシステムがボンネット下に搭載されています。

SERENA4WD引用元:http://www.nissan.co.jp

この仕組みを、高出力のバッテリーや駆動用モーターを乗せる必要があるセレナe-POWERに搭載するには、スペースの課題に取り組む必要が出てくるでしょう。現状、ノートe-POWERにも4WDはありません。

大容量バッテリーと高出力モーターがあるので、トヨタのハイブリッド4WDや高出力E-Fourのようにリアモーターを搭載して、プロペラシャフトなしで後輪に動力を伝達する仕組みを日産も採用できるのなら、セレナe-POWERの4WDも実現するだろうと思います。

しかし、そもそもe-POWERはハイブリッドではないので、電気自動車がそういう仕組みを採れるのか?という結論となります。電気自動車のリーフにも4WDはないようです。

リーフ(電気自動車)の雪上走行性能

雪の積もる地域の方が「4WDがないとリーフが買えないじゃない」という質問があったそうです。そこで日産は、リーフの雪上走行試験を実施しました。

結果、電気自動車は、モーターとインバータ(モーターの回転数を換える装置)の制御スピードが、エンジンモデルに比べて非常に速いので、すぐにセンサーが感知して、クルマを安定した姿勢に戻すことができるようです。なので、どのモデルに搭載されている日産のビークルダイナミクスコントロール(VDC)があれば十分ということですね。

また、車両の前後重量配分が半々に近いので、ボディの中心でバランスを取れることも、4WDなしで雪上性能を発揮できるということです。

実際、雪道をジグザグ走っている動画(しかもVDCオフ状態)を見ても、車両が大きくバランスを崩している様子も見られません。スタッドレスタイヤだけで十分ということですね。

 

ということは、結果、e-POWERに4WDは必要ない(?)ということになります。セレナの車高だとわかりませんが、もし4WDを搭載するとしても、スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)の機械式4WDシステムの機能で十分ということになります。

セレナe-POWERの話題はここまでです。

 

以下はセレナ・ガソリンモデルの内容となります。共通点はあります。

セレナ・ガソリンモデルの概要

  • 改良型2.0Lマイルドハイブリッドシステム搭載(ガソリン)
  • 控えめ2段Vモーションデザインを採用
  • プラットフォーム一新(CMF=コモンモジュールファミリー)
  • プロパイロット1.0(高速道路対応自動運転技術)

セレナガソリンモデルの人気ボディカラー

ホワイト/ブラック/パール系

セレナガソリンモデルの人気グレード

  1. ハイウェイスターG
  2. ノーマルX
  3. 特別仕様車Vセレクション(2017年5月追加)

発売後1年経過のため、値引き幅が拡大中。マイルドハイブリッドは、ノア/ヴォクシー/エスクァイアのマイナーチェンジ後、値引き幅が拡大中。

セレナハイウェイスターは、ステップワゴン スパーダ/ヴォクシーZS/ノアSi/エスクァイアと競合中。

 

改良型2.0Lマイルドハイブリッドエンジン搭載により「価格」に還元

新型セレナのエンジンは、旧2.0Lスマートシンプルハイブリッドに改良を加えたもの。改良型2.0Lマイルドハイブリッドシステムで、走行性能や燃費性能を見直しています。

  • 最高出力:147ps
  • 最大トルク:21.4kgm
  • 燃費:17.2キロ

新開発でないのでコストダウンできています。その分を車両本体価格や新機能の過剰コスト分に「還元」するのが狙いです。

 

セレナ・ガソリンモデルの価格

243万円~385万円

 

セレナ・ガソリンモデルのグリルは2段&3段Vモーションデザイン

フロントグリルにVモーション(メッキ)を上下2段組み込んだ造形。廉価グレードは「3本」上級グレードは「4本」のデザインとなり、最上級モデルは、さらに素材も造形も、より煌(きらび)やかになります。

 

セレナ・ガソリンモデルのテールゲートは上下2分割開閉

ステップワゴンの左右2分割(わくわくゲート)に対抗してセレナは上下2分割を選択。デュアルハッチゲートと呼ばれる機能です。

 

セレナ・ガソリンモデルの自動運転システム

セレナ自動運転技術の内容

  • 高速道路の運転に対応
  • 渋滞時の自動停止、発進
  • カーブを自動で曲がる

動作が可能です。単純なストレートとカーブの連続である高速道路で作動します。まずは、高速道路に対応する半自動運転技術から開始。年末年始やお盆・GWと、必ず渋滞が発生する時期に力を発揮します。以下の動画では、より詳しい内容を知ることができます。

【動画】自動運転技術プロパイロット

 

 

【動画】2016年7月13日 エクステリア先行披露&自動運転の説明

 

 

長時間運転が続く高速道路は「負担軽減」が必須

渋滞により足止めされるとストップ&GOの連続で肉体、精神ともに疲労します。疲れてしまうと判断力も落ち危険です。そこで「渋滞時の自動停止・発進 」機能があれば、ドライバーの負担を軽減し、安心して長距離移動が可能。

さらに、クルーズコントロール・カーブを曲がるシステムの働きで、クルマがレーン(白線)を越える心配がなくなります。安定走行を保ったまま目的地まで走ってくれます。

長距離、直線やカーブが続くと緊張の連続で集中力はすり減っていきますよね。集中力の低下は重大事故の原因となります。しかし、自動運転アシストがあれば、かなりの負担軽減になり安全が守られます。

 

追伸情報

スズキOEMランディは2016年12月20日発売

ボディは標準のみ。ハイウェイスター仕様なし。

関連記事ランディ新型スズキミニバン2016年12月20日発売「S-HYBRIDを4WDまで拡大」

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今後、e-POWERやハイブリッドを日産・全ラインナップの50%に展開

日産は、リーフ・e-NV200といったEVを展開していますね。今後は、e-POWERをラインナップの50%に展開していく予定です。

日産はハイブリッドで出遅れた分をEVで取り戻そうとしています。これからはe-POWERが主力となりそうですね。

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