プリウスαは2021年3月生産終了アナウンス【復活を期待】
プリウスαはプレミオ/アリオンとともに生産終了を迎えることが正式にアナウンスされました。
【続報】新型プリウスはデザイン&燃費重視|2023年2月登場予想でノアHEV採用
一方で、噂では需要の関係で、市場の様子をうかがうために「一旦、販売を中止して再浮上する」とも言われています。
シエンタ・RAV4・ハリアーのように、身を引いて”求められる日”を待つという選択肢もあります。
海外ではハリアー(ヴェンザ)が派生したようなミニバン・シエナが登場しています。
この前例から、日本のトヨタモデルの編成がどのように変わっていくのか楽しみでもあります。
プリウスαは元々、未来感満載だったプリウスの派生車として話題になったモデルですが、それはもう2011年の話です。
話題性は限界で、使い道は個人より法人が主になっています。
プリウスαは次世代モデルでSUVから派生もあり得る?
「新型プリウスαが車高を高めて登場か?」と言われた、以下のスクープ画像は、いま見るとハリアーですね。
ですが、この画像がハリアーでありながら「プリウスαの新型か?」と言われたと仮定すれば、ハリアーの派生車種としてαが登場する(?)と考察することもできます。
トヨタが車種編成の中、SUVに力を入れていることや、RAV4に拡張性を持たせていることを鑑(かんが)みれば、プリウスαがハリアーの派生車みたいになることも、ありえない話ではありません。
ハリアーの新型がスクープされ始めたころ、「ハリアーは3列シートが設定される」という噂や
- 「いや、RAV4に3列シート設定だ」
- 「違う。新SUVを設定する可能性もある」
という話が出ています。
トヨタのSUVへの新車攻勢、ミニバン市場の盛り下がりを考慮すると、次世代プリウスαとして可能性が高いのは、
SUVに3列シートの機能を持たせた新型に、プリウスαは取って代わられる
ことも考えられます。
ですが、プリウスαはミニバン機能の要望が多かったモデルです。
ミニバンとして新型になる可能性もあるのでしょうか。
海外版ハリアー(ヴェンザ)とシエナの関係から次世代プリウスαの動きは探れないか?
海外のヴェンザは2015年に生産終了したクロスオーバーSUVでミニバンとSUVの間のフォルムをしたモデルです。
そのヴェンザが、ハリアーの北米版としてほぼハリアーのフォルムで復活しました。
時を同じくして、北米ではシエナというミニバンがフルモデルチェンジしてます。
ビッグサイズのミニバンです。
管理人は直感でものを言うので、この両モデルが派生関係に見えます。
実際、両モデルともTNGA GA-Kプラットフォームが採用されています。
シエナが北米で発表されると、日本でも導入を望む声が挙がりました。
こんな北米の動きを見ていると、日本ではハリアーに3列シートを設定するのではなく、
- プリウスαやエスティマを統合して、その位置に、このシエナのようなモデル登場させる
可能性もあるかもしれません。
このミニバン・シエナは、プリウスαに望まれたスライドドアを採用しています。
また、2列目キャプテンシートの7人乗りと8人乗り仕様があり、プラチナグレードにはオットマン採用モデルも存在します。
これくらい思い切った別モデルを新型で出したほうが、一世代古いプリウスαやエスティマを新型にするより話題になり、需要も掘り起こせそうです。
シエンタとアルファードの中間モデルに位置させ、プレミアムなハイブリッド専用のミッドサイズミニバンとしてプリウスα後継におくとおもしろいですよね。
この関係性に近いのが、ダイハツから発売が期待されているロッキーミニバンです。
SUVであるロッキーの派生モデルに近く、ロッキー似フロントマスクで発売と噂されています。
さて、以下からは、プリウスαに出ていたプリウス派生としての話に戻ります。
いやいやプリウスαはプリウスの正常派生モデルとして登場でしょ?
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- システム出力
- 燃費
- 4645mm
- 1775mm
- 1575mm
- 2780mm
- 1660kg
- 1.8L直4+モーター
- 110ps/5200rpm
- 14.5kgm
- 150ps
- 33.6km/L
細かなエクステリアデザインはプリウスに準じる?
プリウスαの次世代フロントデザインは丸いLEDランプが収められたライトケースを採用するでしょう。
しかし、プリウスPHVのように小型ランプ集合体のようなデザインを採用する可能性は低いでしょう。
プリウスαも新開発プラットフォームTNGA採用
TNGA採用で空力性能・燃費向上を果たし、TNGA構想の一環であるシステム性能の向上も果たされます。
プリウスαの内装にシートスライド機能を追加?
プリウスαの次世代型はおそらく全高が高くなる可能性から、より居住位置が高くなってシートスライド機能の追加が考えられます。
本革シートの設定は車格的に継続され、ヘッドアップディスプレイ採用はトヨタ車の傾向からやや低めと言えるでしょう。
プリウスαに”2列シート5人乗り””3列シート7人乗り”継承?
TNGA化により2列シートはバッテリースペースをより多く使用できるようになります。このため2列シート車の燃費は3列シート車の燃費より、良くなる可能性があります。
現行プリウスαは電池テクノロジーの差で2列シートと3列シートの燃費を同一にしています。
プリウスαのパワートレイン
エンジン
最大熱効率40%を実現した改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン2ZR-FXE搭載。
パワートレインはシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。
次世代ハイブリッドシステム採用
見直しを受けたハイブリッドシステムTHSⅡにより、エンジンの熱効率・トランスミッション伝達効率が進化。
燃費性能25%・動力性能15%の向上を果たし燃費33.6キロ程度の達成を果たすでしょう。
バッテリーを小型化・位置を最適化することにより、次世代プリウスαに欠かせない”後部足元の空間拡大”とラゲッジスペース拡大が実現します。
さらに、空間拡大が実現すれば”3列目”の使い勝手はかなり向上するでしょう。
バッテリーはグレード別に種類分け
グレード別バッテリー採用
プリウスαの次世代モデルは現行同モデルやプリウスと同じく
- エントリー:ニッケル水素電池
- ハイエンド:リチウムイオン電池
上記を使い分けします。
ハイエンドモデルは高性能リチウムイオンバッテリーを採用するため電力供給に優れ、
- EV走行距離
- モーター出力電力
- 電子制御機
といった性能が高くなります。
プリウスαの4WDシステム
プリウスは登場時からハイブリッド4WD「E-Four」が搭載されました。
E-Fourは新型が現れ、その性能を格段に向上しています。
ジャンルの特徴から”積載量の多くなりがち”なプリウスαの次世代型は新型E-Four採用が期待されます。
プリウスαにも”GR SPORT”を設定?
【2020年秋】プリウスα一部改良
2列・3列を継続しつつ、ボディパーツを引き算&法規上の刷新を施し、ボディカラーを整理します。
最後に、参考として現行プリウスαの評判・評価を箇条書きでお伝えします。
【評判・評価】現行プリウスα
【良い点】
- 7人乗りでも燃費26.2km
- 3列シートミニバンにしては燃費良好
- 全グレード:26.2km燃費
- 価格267万円から購入可能でハイブリッドとしては買い得
- 屋外でAC100V電源が使える(5人乗りのメーカーオプション)
- 停電でもプリウスαの電気でスマホ充電/パソコン起動が可能
【悪い点】
- ミニバンのジャンルだけどスライドドアが無い
- 小さな子供がいる家庭では使い勝手が良くない
- 3列目シートは2名乗車できるけど狭くて乗車に向かない
- シャトルデザインのため車内空間や荷室が狭い
- ミニバンにしては車内は窮屈で荷室空間は小さい