トヨタがダイハツを完全子会社化

 

トヨタ自動車は2016年8月1日、51%の出資のダイハツを完全子会社化。

この先はダイハツを「トヨタグループの小型車部門」と位置づけて、

新興国市場での競争力強化を狙う計画です。

 

この度の完全子会社化に伴って、ダイハツは7月27日、上場廃止。


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トヨタはなぜダイハツが必要なのか?

トヨタのグループ世界販売台数は「1000万台を超える」が、インドなどの小型車中心の新興国市場では伸び悩んでいます。

一方のダイハツのライバル・スズキは、新興国市場に早期着眼し市場開拓に励んできたため強く、一時は「トヨタとスズキが業務提携か?」と話題にもなりました。

しかし、今回のダイハツ完全子会社化におさまり、トヨタはダイハツの軽自動車生産ノウハウを活かして、新興国の販売強化を図ることになります。

また、ダイハツも日本国内では販売首位だけれど、ライバルのスズキに比べて海外展開は遅れています。

これからトヨタ、ダイハツ両社は連携し、海外市場の開拓に力を入れていくでしょう。

 

トヨタ・ダイハツ提携の歴史

トヨタはダイハツと1967年に業務提携。

株式出資を徐々に増やし
1998年に子会社化。

トヨタは主に、自社にない軽自動車部門にダイハツからのOEM供給を受け、販売を補ってきました。

トヨタへの軽自動車OEMは「ピクサス」シリーズとして、ダイハツの軽トラック・バン・スペース系モデルまで、多彩な役割を果たすモデルが供給されてきました。

また、小型車部門にはパッソやbBを投入。大人気車種となり、ダイハツは自社でも別名で販売。

トヨタにOEM供給した小型車は、トヨタでは売れるけど、ダイハツ名義では販売数が伸びないという悩ましい問題も起きていました。

 

【動画】トヨタ、ダイハツを完全子会社化

 

ダイハツのこれから

これからは小型車部門をトヨタとフュージョンするので、ダイハツは自分たちが開発したクルマを自社名義としてユーザーに受け入れてもらえるため、

開発も販売も生き生きとした姿勢で取り組めるかもしれません。

トヨタ式の合理的な指針は厳しいかもしれませんが、ダイハツへの強い力となっていくでしょう。

まずは、2016年11月9日発売予定bB・ラクティス後継に位置する「1.0Lターボ2ボックストールミニバン」から始まります。

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